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(In Japanese)Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤、及びTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤のスクリーニング方法

Patent code P210017477
File No. S2019-0594-N0
Posted date Mar 15, 2021
Application number P2019-148054
Publication number P2021-028310A
Date of filing Aug 9, 2019
Date of publication of application Feb 25, 2021
Inventor
  • (In Japanese)岩倉 洋一郎
  • (In Japanese)村山 正承
  • (In Japanese)小野 貴裕
  • (In Japanese)松岡 眞子
Applicant
  • (In Japanese)学校法人東京理科大学
Title (In Japanese)Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤、及びTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤のスクリーニング方法
Abstract (In Japanese)
【課題】
 Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療に好適に用いられる新規な予防又は治療剤、及びTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤のスクリーニング方法を提供する。
【解決手段】
 Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤は、アディポネクチン受容体1(PAQR1)に対するアゴニスト活性を示さず、且つ、アディポネクチン受容体2(PAQR2)に対するアゴニスト活性を示すアゴニストを有効成分として含有する。また、Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤のスクリーニング方法は、アディポネクチン受容体1(PAQR1)に対するアゴニスト活性を示さず、且つ、アディポネクチン受容体2(PAQR2)に対するアゴニスト活性を示す候補アゴニストをスクリーニングすることを含む。
【選択図】
 図2B
Outline of related art and contending technology (In Japanese)

Th17細胞は、IL-17やIL-22等のサイトカインを産生し、好中球や上皮細胞を活性化させるエフェクターT細胞である。Th17細胞は、関節リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患等の自己免疫疾患;喘息や接触性過敏症、遅延型過敏症等のアレルギー疾患;乾癬、乾癬性関節炎、強直性脊椎症;等の様々な疾患の病態形成において重要な役割を果たしていることが知られている。

本発明者らは、以前、C1q/TNF-related protein 3(CTRP3)が関節リウマチや多発性硬化症に関与していることを報告した(例えば、特許文献1参照)。CTRP3は、短いN末端可変領域、コラーゲンドメイン、及びC末端補体C1qドメインからなる可溶性分泌タンパク質であり、TNF及び補体C1qに類似した結晶構造を有する。しかし、CTRP3の受容体及びその受容体を発現する細胞は未だ同定されていない。

C1qドメインは、分泌タンパク質のアディポネクチンも有している。アディポネクチンは、アディポネクチン受容体1(AdipoR1)及びアディポネクチン受容体2(AdipoR2)等へ結合することで作用を及ぼすことが知られているが、C1qドメインはその結合に重要であることが報告されている。

アディポネクチンが、ナイーブT細胞からTh17細胞への分化に関与していることは多数報告されている。しかし、アディポネクチンがTh17細胞への分化を促進するという報告(例えば、非特許文献1及び2参照)がある一方で、該分化を抑制するという報告(例えば、非特許文献3及び4参照)もある。このように、Th17細胞への分化メカニズムにおけるアディポネクチンの役割は未だ明確に解明されておらず、Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤へのアディポネクチンの応用が容易でないという問題がある。

Field of industrial application (In Japanese)

本発明は、Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤、及びTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤のスクリーニング方法に関する。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
アディポネクチン受容体1(PAQR1)に対するアゴニスト活性を示さず、且つ、アディポネクチン受容体2(PAQR2)に対するアゴニスト活性を示すアゴニストを有効成分として含有する、Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤。

【請求項2】
 
前記アゴニストが下記(a)~(d)のいずれかである、請求項1に記載のTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤。
(a)配列番号1で示されるアミノ酸配列からなるタンパク質。
(b)配列番号1で示されるアミノ酸配列のgC1qドメインからなるタンパク質。
(c)配列番号1で示されるアミノ酸配列に対して80%以上の配列同一性を有し、アディポネクチン受容体1(PAQR1)に対するアゴニスト活性を示さず、且つ、アディポネクチン受容体2(PAQR2)に対するアゴニスト活性を示すタンパク質。
(d)配列番号1で示されるアミノ酸配列のgC1qドメインに対して80%以上の配列同一性を有し、アディポネクチン受容体1(PAQR1)に対するアゴニスト活性を示さず、且つ、アディポネクチン受容体2(PAQR2)に対するアゴニスト活性を示すタンパク質。

【請求項3】
 
前記Th17細胞誘導性疾患が関節リウマチ及び多発性硬化症でない、請求項1又は2に記載のTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤。

【請求項4】
 
前記Th17細胞誘導性疾患が自己免疫疾患でない、請求項1又は2に記載のTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤。

【請求項5】
 
前記Th17細胞誘導性疾患が、乾癬、乾癬性関節炎、強直性脊椎症、視神経脊髄炎、アルツハイマー病、ハンチントン病、パーキンソン病、1型糖尿病、2型糖尿病、痛風、白斑、ぶどう膜炎、急性及び慢性腎炎、急性及び慢性疼痛、炎症性腸疾患、肝線維症、膵線維症、炎症性肺疾患、又はアレルギー性疾患である、請求項1又は2に記載のTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤。

【請求項6】
 
請求項1~5のいずれか一項に記載のTh17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤を製造するための、前記アゴニストの使用。

【請求項7】
 
アディポネクチン受容体1(PAQR1)に対するアゴニスト活性を示さず、且つ、アディポネクチン受容体2(PAQR2)に対するアゴニスト活性を示す候補アゴニストをスクリーニングすることを含む、Th17細胞誘導性疾患の予防又は治療剤のスクリーニング方法。
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2019148054thum.jpg
State of application right Published
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