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核酸構築物、医薬組成物、抗がん剤、抗ウイルス剤及び抗菌剤 NEW 新技術説明会

国内特許コード P210017731
整理番号 (S2018-0489-N0)
掲載日 2021年5月27日
出願番号 特願2020-511128
出願日 平成31年3月29日(2019.3.29)
国際出願番号 JP2019014183
国際公開番号 WO2019189827
国際出願日 平成31年3月29日(2019.3.29)
国際公開日 令和元年10月3日(2019.10.3)
優先権データ
  • 特願2018-067565 (2018.3.30) JP
発明者
  • 伊藤 達男
  • 荻野 景規
  • 東出 望花
  • バンダル スリニバス
  • 清水 由梨香
出願人
  • 国立大学法人岡山大学
発明の名称 核酸構築物、医薬組成物、抗がん剤、抗ウイルス剤及び抗菌剤 NEW 新技術説明会
発明の概要 本発明は、1又は複数の標的RNAに結合する少なくとも1種のガイドRNA部分とRNA切断型Casタンパク質発現部分を含み、前記標的RNAは脊椎動物細胞の突然変異、ウイルス又は細菌に由来するものである、核酸構築物を提供するものである。
従来技術、競合技術の概要

ゲノム編集は、CR7ISPR/Cas9システムとして、数多くの応用例が知られている。ゲノム編集は、CRISPR/Cas9酵素、またはそれをコードする発現構築物を、ガイド核酸と共に、標的細胞に同時にデリバリーして実施される。ゲノム編集の治療的応用は、副作用が大きい欠点がある(非特許文献1)。

ゲノム編集の他にRNA編集も知られており、非特許文献2,3は、RNA編集酵素として、C2C2/Cas13を開示している。

ガン治療において、細胞のmRNA発現制御の試みは2000年代の初頭よりsiRNA, shRNA(非特許文献4,5)を用いて行われてきた。当技術は基礎研究においてタンパク質遺伝子の発現制御に多大な影響を与えたが、ガン治療をはじめ臨床の場において治療、診断に有効な利用方法は見つからなかった。これは、siRNA, shRNA共に核酸RNAのみにて構成された分子であり、標的遺伝子選択性の狭さ、また治療標的への影響を及ぼすには十分な汎用性を持たなかったことに起因する。

感染症に関し、抗ウイルス剤、抗菌剤は開発されているが、これらの薬剤の使用により耐性の問題が生じている。

産業上の利用分野

本発明は、核酸構築物、医薬組成物、抗がん剤、抗ウイルス剤及び抗菌剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
1又は複数の標的RNAに結合する少なくとも1種のガイドRNA部分とRNA切断型Casタンパク質発現部分を含み、前記標的RNAは脊椎動物細胞の突然変異、ウイルス又は細菌に由来するものである、核酸構築物。

【請求項2】
前記ガイドRNA部分と前記RNA切断型Casタンパク質発現部分が1つの核酸配列中に存在する、請求項1に記載の核酸構築物。

【請求項3】
前記ガイドRNA部分と前記RNA切断型Casタンパク質発現部分が別の核酸配列中に存在し、2以上の核酸を含む、請求項1に記載の核酸構築物。

【請求項4】
核酸構築物がRNA構築物又はDNA構築物である、請求項1~3のいずれか1項に記載の核酸構築物。

【請求項5】
RNA切断型Casタンパク質がCas13ファミリータンパク質である、請求項1~4のいずれか1項に記載の核酸構築物。

【請求項6】
RNA切断型Casタンパク質がC2C2/Cas13aである、請求項1~5のいずれか1項に記載の核酸構築物。

【請求項7】
ガイドRNAが脊椎動物細胞の突然変異に対応するRNAを標的とする、請求項1~6のいずれか1項に記載の核酸構築物。

【請求項8】
脊椎動物細胞の突然変異が転座であり、ガイドRNAは転座遺伝子に対応するRNAを標的とする、請求項1~7のいずれか1項に記載の核酸構築物。

【請求項9】
前記ウイルスがインフルエンザウイルス、HIVウイルス、ヘルペスウイルス、エボラウイルス、トリインフルエンザウイルス、口蹄疫ウイルス、SARSコロナウイルス、MERSコロナウイルス、パピローマウイルス、肝炎ウイルス(A型、B型、C型)、麻疹ウイルス、風疹ウイルス、ムンプスウイルス、ロタウイルス、RSウイルス、ノロウイルス、帯状疱疹ウイルス、ポリオウイルス、デングウイルス及び成人T細胞白血病ウイルスからなる群から選ばれるいずれかである、請求項1~6のいずれか1項に記載の核酸構築物。

【請求項10】
請求項1~8のいずれか1項に記載の核酸構築物を有効成分とする、医薬組成物。

【請求項11】
請求項1~8のいずれか1項に記載の核酸構築物を有効成分とする、抗がん剤。

【請求項12】
請求項1~8のいずれか1項に記載の核酸構築物を有効成分とする、抗ウイルス剤。

【請求項13】
請求項1~8のいずれか1項に記載の核酸構築物を有効成分とする、抗菌剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
特許内容に関しての問い合せ窓口は岡山大学連携機構知的財産部門です。
技術移転に関しては岡山TLOが窓口になります。


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