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選択波長反射体 UPDATE 外国出願あり

国内特許コード P210017774
整理番号 P20170145-01
掲載日 2021年6月10日
出願番号 特願2019-556163
出願日 平成30年11月1日(2018.11.1)
国際出願番号 JP2018040693
国際公開番号 WO2019102813
国際出願日 平成30年11月1日(2018.11.1)
国際公開日 令和元年5月31日(2019.5.31)
優先権データ
  • 特願2017-225325 (2017.11.24) JP
発明者
  • 金森 義明
  • 羽根 一博
  • 尾藤 正斉
出願人
  • 国立大学法人東北大学
発明の名称 選択波長反射体 UPDATE 外国出願あり
発明の概要 【課題】反射させる波長以外の波長での透過率が高く、高精度で選択波長の最適化を行うことができる選択波長反射体を提供する。
【解決手段】透光性の基体11の表面に、1または複数の金属製の構造体12を有する単位パターン13を、基体11の表面に沿って縦方向および横方向にそれぞれ規則的に複数並べて配置して成る。単位パターン13は、隣り合う単位パターン13と接するよう配置されている。金属製の構造体12は、金、銀、銅またはアルミニウムから成る。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

従来、自動車や建物の窓等からの熱線の侵入を防ぐため、赤外線を反射する熱線遮蔽材が開発されている。このような熱線遮蔽材として、例えば、少なくとも1種の金属粒子を含有する金属粒子含有層を有して成り、その金属粒子が、略六角形状又は略円盤形状の金属平板粒子を60個数%以上有し、金属平板粒子の主平面が、金属粒子含有層の一方の表面に対して0°~±30°の範囲で面配向しているものがある(例えば、特許文献1参照)。

なお、ガラスの表面に、光の反射等の光学的な目的のために、サブミクロンスケールのパターンのアレイを形成する方法(例えば、特許文献2参照)が開発されているが、アレイ状のパターンであり、面的な広がりを有するものではない。また、透明基板の表面に赤外線反射性の規則性を有する透明パターンが印刷された透明シート(例えば、特許文献3参照)が開発されているが、ディスプレイの前面に装着して使用されるものであり、自然光を対象とするものではない。

産業上の利用分野

本発明は、選択波長反射体に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
透光性の基体の表面に、1または複数の金属製の構造体を有する単位パターンを、前記基体の表面に沿って縦方向および横方向にそれぞれ規則的に複数並べて配置して成ることを特徴とする選択波長反射体。

【請求項2】
前記単位パターンは、隣り合う単位パターンと接するよう配置されていることを特徴とする請求項1記載の選択波長反射体。

【請求項3】
780nm乃至1400nmの波長範囲で、波長ごとに、AM(エアマス)1.5の太陽光のエネルギーと反射率とを掛けたものを積分した光の反射エネルギー量が、8.0W/m以上であることを特徴とする請求項1または2記載の選択波長反射体。

【請求項4】
780nm乃至2500nmの波長範囲で、波長ごとに、AM(エアマス)1.5の太陽光のエネルギーと反射率とを掛けたものを積分した光の反射エネルギー量が、9.0W/m以上であることを特徴とする請求項1または2記載の選択波長反射体。

【請求項5】
780nm乃至1100nmの波長の光の最大反射率が40%以上であり、350nm乃至780nmの波長の光の最大透過率が50%以上であることを特徴とする請求項1または2記載の選択波長反射体。

【請求項6】
780nm乃至1100nmの波長の光の最大反射率が60%以上であり、350nm乃至780nmの波長の光の最大透過率が70%以上であることを特徴とする請求項1または2記載の選択波長反射体。

【請求項7】
780nm乃至1100nmの波長の光の最大透過率が35%以上であり、350nm乃至780nmの波長の光の最小透過率が5%以下であることを特徴とする請求項1または2記載の選択波長反射体。

【請求項8】
前記単位パターンは、前記基体の表面に対して垂直方向から見たときの前記金属製の構造体の形状が、+形状または+形の穴を有する形状を成していることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の選択波長反射体。

【請求項9】
前記単位パターンは、前記基体の表面に対して垂直方向から見たときの外形が正方形を成し、前記金属製の構造体の形状が+形状を成しており、その+形の縦線および横線の幅をw(nm)、前記縦線および前記横線の長さをl(nm)、前記単位パターン一辺の長さをΛ(nm)とし、kとpとをパラメータとして、w=k、l=p×k、Λ=1.5×lとしたとき、8≦k≦32、3≦p≦14であることを特徴とする請求項8記載の選択波長反射体。

【請求項10】
前記単位パターン中の前記金属製の構造体の、前記基体の表面に沿った長さおよび幅、ならびに前記基体の表面からの高さが、10nm以上650nm以下であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の選択波長反射体。

【請求項11】
前記金属製の構造体は、金、銀、銅またはアルミニウムから成ることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の選択波長反射体。

【請求項12】
前記基体は板状を成し、
前記基体と前記単位パターンとから成る反射層を、複数積層して成ることを
特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の選択波長反射体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2019556163thum.jpg
出願権利状態 公開
参考情報 (研究プロジェクト等) 金森・岡谷研究室
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