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電気化学的手法を用いたハロゲン化物の製造方法 NEW

国内特許コード P210017902
整理番号 S2019-0072-N0
掲載日 2021年9月27日
出願番号 特願2018-239130
公開番号 特開2020-100865
出願日 平成30年12月21日(2018.12.21)
公開日 令和2年7月2日(2020.7.2)
発明者
  • 中村 浩之
  • 佐藤 伸一
  • 深瀬 浩一
出願人
  • 国立大学法人東京工業大学
  • 国立大学法人大阪大学
発明の名称 電気化学的手法を用いたハロゲン化物の製造方法 NEW
発明の概要 【課題】 酸化剤を使用せずにハロゲンをタンパク質などの物質に導入する手段を提供する。
【解決手段】 ハロゲン化される物質とハロゲンを含む溶液に電圧を印加する工程、又はハロゲンを含む溶液に電圧を印加した後、その溶液にハロゲン化される物質を添加する工程を含むことを特徴とするハロゲン化物の製造方法であって、ハロゲン化される物質が、タンパク質、ペプチド、ホウ素クラスター、又は芳香族環を含む低分子化合物であるハロゲン化物の製造方法。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要

放射性ハロゲンを含む化合物は、ポジトロン断層法(PET)や単一光子放射断層撮影(SPECT)に使用され、各種疾患の診断に利用されてきた。また、近年、放射性ハロゲンを導入した抗体を利用し、がん細胞に放射線を照射し、がん細胞を死滅させる技術が提案されている。このようなことから、ハロゲンを各種物質、特に抗体のようなタンパク質に導入する技術への重要度が高まってきている。

ハロゲンのタンパク質への導入は酸化剤を使用して行われるのが一般的であり、酸化剤としては、通常、クロラミンTが用いられる(特許文献1)。しかし、クロラミンTは酸化力が強いため、タンパク質を変性させる可能性がある。また、クロラミンTよりも弱い酸化剤(例えば、ラクトパーオキシダーゼやヨードゲン)を用いる方法も知られているが、このような方法では、クロラミンTを用いる方法に比べハロゲンの導入率が低く、また、タンパク質の変性の問題も完全に回避できるわけではない。

産業上の利用分野

本発明は、ハロゲン化物の製造方法に関する。本発明の方法は、酸化剤を用いないので、酸化剤による影響を受けることなく、ハロゲン化物を製造することができる。

特許請求の範囲 【請求項1】
ハロゲン化される物質とハロゲンを含む溶液に電圧を印加する工程、又はハロゲンを含む溶液に電圧を印加した後、その溶液にハロゲン化される物質を添加する工程を含むことを特徴とするハロゲン化物の製造方法であって、ハロゲン化される物質が、タンパク質、ペプチド、ホウ素クラスター、又は芳香族環を含む低分子化合物であるハロゲン化物の製造方法。

【請求項2】
ハロゲン化される物質が、タンパク質であることを特徴とする請求項1に記載のハロゲン化物の製造方法。

【請求項3】
タンパク質が、抗体又は抗体の断片であることを特徴とする請求項2に記載のハロゲン化物の製造方法。

【請求項4】
ハロゲンが、放射性ハロゲンであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のハロゲン化物の製造方法。

【請求項5】
放射性ハロゲンが、123I、125I、131I、76Br、18F、又は211Atであることを特徴とする請求項4に記載のハロゲン化物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 公開
詳しくお知りになりたい方は下記「問合せ先」まで直接お問合わせください


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