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酸化LDL/β2GPI複合体の検出方法、及び、検出キット NEW

国内特許コード P210017909
整理番号 S2020-0177-N0
掲載日 2021年9月27日
出願番号 特願2020-018653
公開番号 特開2021-124416
登録番号 特許第6826740号
出願日 令和2年2月6日(2020.2.6)
公開日 令和3年8月30日(2021.8.30)
登録日 令和3年1月20日(2021.1.20)
発明者
  • 松浦 栄次
  • 竹中 文章
  • タン シェン ウェン
出願人
  • 国立大学法人岡山大学
発明の名称 酸化LDL/β2GPI複合体の検出方法、及び、検出キット NEW
発明の概要 【課題】 生体試料中に含まれる酸化LDL/βGPI複合体の容易かつ迅速な検出方法とそれに用いる検出キットを提供することを課題とする。
【解決手段】 ラテラルフローアッセイ用テストストリップを用い、酸化LDL/βGPI複合体と結合する第一結合コンポーネントを介して、前記試料中に含まれる酸化LDL/βGPI複合体を前記テストストリップの所定の位置に固定する工程、及び、標識体を含む第二結合コンポーネントを、テストストリップの所定の位置に固定された前記酸化LDL/βGPI複合体に結合させることで、当該酸化LDL/βGPI複合体を標識する工程を含む酸化LDL/βGPI複合体の検出方法とそれに用いる検出キットを提供することによって解決する。
【選択図】図5
従来技術、競合技術の概要

抗リン脂質抗体症候群をはじめとする種々の動脈硬化性疾患において、患者の血中には、酸化LDL/βGPI複合体が存在し、動脈硬化の進展に寄与することが明らかとされている。また、血中に含まれる酸化LDL/βGPI複合体を測定することにより、動脈硬化巣の大きさが推定でき、動脈硬化の進行状況をモニタリングすることができる。

酸化LDL/βGPI複合体を検出又は定量する手法としては、ELISA法(Enzyme-Linked Immuno Sorbent Assay法)が知られている(特許文献1)。しかしながら、ELISA法は、種々の試薬の添加、インキュベーション、洗浄という煩雑な実験操作を繰り返し行う方法であるため、検査を行うスタッフに高い実験技術が要求されるとともにハイスループット性に欠けるという問題点があった。

産業上の利用分野

本発明は試料中の酸化LDL/βGPI複合体の検出方法、及び、検出キットに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
試料中に含まれる酸化LDLとβ-グリコプロテインIの複合体(酸化LDL/βGPI複合体)の検出方法であって、
ラテラルフローアッセイ用テストストリップを用い、
酸化LDL/βGPI複合体と結合する第一結合コンポーネントを介して、前記試料中に含まれる酸化LDL/βGPI複合体を前記テストストリップの所定位置に捕捉する工程、及び、
標識体を含む第二結合コンポーネントを、テストストリップの所定位置に固定された前記酸化LDL/βGPI複合体に結合させることで、当該酸化LDL/βGPI複合体を標識する工程、
を含むことを特徴とする酸化LDL/βGPI複合体の検出方法。

【請求項2】
前記第一結合コンポーネントが、酸化LDL/βGPI複合体を構成するβGPIに特異的に結合する第一結合部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の検出方法。

【請求項3】
前記第一結合コンポーネントが、
酸化LDL/βGPI複合体を構成するβGPI分子と特異的に結合する前記第一結合部と、第一の特異的結合要素とを含む第一結合ユニットと、
前記第一の特異的結合要素と特異的に結合する第二の特異的結合要素を含む第二結合ユニットであって、テストストリップ上の所定位置に位置している第二結合ユニット、
を含み、
第一結合コンポーネントを介して、前記試料中に含まれる酸化LDL/βGPI複合体を前記テストストリップの所定の位置に捕捉する前記工程が、酸化LDL/βGPI複合体と前記第一結合ユニットの前記第一結合部とを結合させる工程と、前記第一結合ユニットの前記第一の特異的結合要素と前記第二結合ユニットの前記第二の特異的結合要素とを結合させる工程とを含んでいることを特徴とする請求項2に記載の検出方法。

【請求項4】
前記第一の特異的結合要素及び前記第二の特異的結合要素は、それぞれ、アビジン及びビオチン若しくはその逆、ストレプトアビジン及びビオチン若しくはその逆、又は、ニュートラビジン及びビオチン若しくはその逆のいずれかであることを特徴とする請求項3に記載の検出方法。

【請求項5】
前記酸化LDL/βGPI複合体と前記第一結合部との結合が、抗原抗体反応に基づく結合であることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の検出方法。

【請求項6】
前記第二結合コンポーネントが、酸化LDL/βGPI複合体を構成するアポリポプロテインB-100(apоB100)に結合する第二結合部を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の検出方法。

【請求項7】
前記酸化LDL/βGPI複合体と前記第二結合部との結合が、抗原抗体反応に基づく結合であることを特徴とする請求項に記載の検出方法。

【請求項8】
少なくとも下記(A)乃至(C)を含み、請求項1乃至7のいずれかに記載の検出方法を実施するための検出キット:
(A)酸化LDL/βGPI複合体と結合する第一結合コンポーネント、
(B)標識体を含む第二結合コンポーネント、及び、
(C)ラテラルフローアッセイ用テストストリップ。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2020018653thum.jpg
出願権利状態 登録
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