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ペプチド-過酸化水素付加物及びその製造方法 NEW

国内特許コード P210017956
整理番号 (2019-036)
掲載日 2021年11月1日
出願番号 特願2021-029892
公開番号 特開2021-138691
出願日 令和3年2月26日(2021.2.26)
公開日 令和3年9月16日(2021.9.16)
優先権データ
  • 特願2020-036881 (2020.3.4) JP
発明者
  • 山田 裕介
  • 田部 博康
出願人
  • 公立大学法人大阪
発明の名称 ペプチド-過酸化水素付加物及びその製造方法 NEW
発明の概要 【課題】過酸化水素を安定して保持できるペプチド-過酸化水素付加物、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ペプチド-過酸化水素付加物10は、ペプチド11、及びペプチド11に付加した過酸化水素12を含む。ペプチド-過酸化水素付加物10の製造方法は、溶液調製工程と、結晶化工程とを備える。溶液調製工程では、ペプチド11、過酸化水素12及び溶媒を含む溶液を調製する。結晶化工程では、溶液調製工程で得られた溶液を冷却して、過酸化水素12が付加したペプチド11を結晶化させる。
【選択図】図1
従来技術、競合技術の概要

過酸化物は、酸化剤、漂白剤、殺菌剤等として広く用いられている。なかでも過酸化水素は、反応後に水以外の副生成物を生じないことから、環境負荷の少ない過酸化物として注目されている。

しかし、過酸化水素は、単体では使用時のハンドリング性が低い。このため、過酸化水素は、例えば各種化合物に過酸化水素を付加させた固体状の過酸化水素付加物として使用されることがある。

非特許文献1には、過酸化水素付加物として、フェニルアラニンと、フェニルアラニンに付加した過酸化水素とを含む、フェニルアラニン-過酸化水素付加物が記載されている。

産業上の利用分野

本発明は、ペプチド-過酸化水素付加物及びその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ペプチド、及び前記ペプチドに付加した過酸化水素を含む、ペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項2】
前記過酸化水素は、前記ペプチドに水素結合により付加している、請求項1に記載のペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項3】
1モルの前記ペプチドに対して、0.3モル以上3.0モル以下の前記過酸化水素が付加している、請求項1又は2に記載のペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項4】
前記ペプチドは、ジペプチド、又はペプチド結合を6個以上有するペプチドである、請求項1~3のいずれか一項に記載のペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項5】
前記ペプチドは、芳香環、又はアルキルアミノ基を有する、請求項1~4のいずれか一項に記載のペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項6】
前記ペプチドは、フェニル基、ヒドロキシフェニル基又はアルキルアミノ基を有する、請求項5に記載のペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項7】
前記ペプチドは、グリシル-L-α-フェニルアラニン、グリシル-DL-α-フェニルアラニン、L-α-アラニル-L-α-フェニルアラニン、L-α-フェニルアラニル-L-α-アラニン、L-α-アスパラギル-L-α-フェニルアラニンメチルエステル、グリシル-L-α-チロシン、及びε-ポリ-L-リジンからなる群より選択される一種以上である、請求項4~6のいずれか一項に記載のペプチド-過酸化水素付加物。

【請求項8】
ペプチド、及び前記ペプチドに付加した過酸化水素を含む、ペプチド-過酸化水素付加物の製造方法であって、
前記ペプチド、前記過酸化水素及び溶媒を含む溶液を調製する溶液調製工程と、
前記溶液調製工程で得られた前記溶液を冷却して、前記過酸化水素が付加した前記ペプチドを結晶化させる結晶化工程と
を備える、ペプチド-過酸化水素付加物の製造方法。

【請求項9】
前記溶液調製工程で得られた前記溶液中の前記ペプチドの含有率は、前記溶液の全量に対して、0.1質量%以上10.0質量%以下である、請求項8に記載のペプチド-過酸化水素付加物の製造方法。

【請求項10】
前記溶液調製工程で得られた前記溶液中の前記過酸化水素の含有率は、前記溶液の全量に対して、0.1質量%以上35.0質量%以下である、請求項8又は9に記載のペプチド-過酸化水素付加物の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2021029892thum.jpg
出願権利状態 公開


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