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吸着体、および吸着装置 NEW

国内特許コード P210017959
整理番号 (S2018-0941-N0)
掲載日 2021年11月1日
出願番号 特願2020-539493
出願日 令和元年8月27日(2019.8.27)
国際出願番号 JP2019033496
国際公開番号 WO2020045421
国際出願日 令和元年8月27日(2019.8.27)
国際公開日 令和2年3月5日(2020.3.5)
優先権データ
  • 特願2018-160870 (2018.8.29) JP
発明者
  • 高橋 智一
出願人
  • 学校法人関西大学
発明の名称 吸着体、および吸着装置 NEW
発明の概要 変形し易い柔軟物に対して、簡便に、かつ安定して吸着体を吸着させることを目的として、本発明の吸着体(10)は、連通口(6b)を閉じる閉塞位置(C)と連通口(6b)を開放する開放位置(D)との間を往復運動する弾性変形体(5)を備え、弾性変形体(5)は、可動接触部(4)が後退位置(B)へ可動したとき連通口(6b)を開くように連動する。
従来技術、競合技術の概要

対象物を吸着する吸着装置として、例えば特許文献1に開示された把持装置が挙げられる。特許文献1に開示された把持装置は、対象物を吸着する吸着体と、吸着体に接続され、吸引流路を介して吸引することで吸着力を発生させる吸着ポンプと、を備えている。吸着体は、吸引流路と連通する連通孔を有し、連通孔の開閉を切り替える弁部が備えられている。この弁部は、弾性復元力を有する高分子材料により構成され、吸着体における対象物との当接面よりも対象物側に突出した突出位置に付勢された突起部を有する。突起部は、対象物との当接により、突出位置から当接面側へ引退した引退位置へ切り替えられる。また、吸着体における対象物との当接面には、弁部の突起部が挿入される貫通孔が設けられている。特許文献1に開示された装置では、弁部の突起部を対象物に当接させ押圧することにより、突起部が突出位置から引退位置へ自ずと切り替わる。そして、この切り替えに伴って、弁部が貫通孔を開放し、この開放状態の貫通孔と連通孔とが連通状態となる。これにより、吸着ポンプからの吸引力が貫通孔を通して対象物に作用して、対象物が吸着保持される。

また、特許文献2には、心拍動下冠動脈バイパス術時に使用する吸着装置として、スタビライザーが開示されている。心拍動下冠動脈バイパス術では、心臓は拍動した状態にあるので、そのままでは血管吻合ができない。スタビライザーは、心臓の動きをその部分だけ制限し、血管吻合しやすくする器具である。このようなスタビライザーは、複数の吸盤を有する。複数の吸盤を内部から減圧し臓器表面に押し付け、臓器表面を部分的に吸引して不動化することにより、吻合部位が安定化する。

産業上の利用分野

本発明は、吸着体、および吸着装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
対象物との間で密閉空間を形成する凹部を有する吸着体であって、
前記対象物に接触する固定接触部と、
吸引ポンプに接続され、前記凹部と連通口を介して連通する連通部と、
前記対象物との接触の有無により、前記固定接触部よりも前記対象物側に突出する突出位置と該突出位置から前記固定接触部側へ後退した後退位置との間を可動する可動接触部と、
前記連通口を閉じる閉塞位置と前記連通口を開放する開放位置との間を往復運動する弁体と、を備え、
前記弁体は、前記可動接触部が前記後退位置へ移動したとき前記連通口を開くように連動する、吸着体。

【請求項2】
前記可動接触部が前記突出位置にありかつ前記吸引ポンプが駆動しているとき、前記弁体は、前記連通口を閉じるように前記連通部に吸着している、請求項1に記載の吸着体。

【請求項3】
前記弁体は、厚さ方向に弾性変形する板状の弾性変形体であり、
前記可動接触部が前記後退位置へ移動したとき、前記弾性変形体は、前記連通口を開くように弾性変形する、請求項1または2に記載の吸着体。

【請求項4】
前記弾性変形体は、一方の端部が前記連通口を覆うように前記吸着体の本体に取り付けられ、他方の端部が前記可動接触部を支持する片持ち梁構造である、請求項3に記載の吸着体。

【請求項5】
前記吸引ポンプに接続され、前記連通部と連通する吸引チューブを備えた、請求項1~4の何れか1項に記載の吸着体。

【請求項6】
前記連通部は、前記吸引ポンプに接続された吸引チューブであり、
前記吸引チューブは、連通口を介して前記凹部と連通している、請求項1~4の何れか1項に記載の吸着体。

【請求項7】
前記対象物を吸引することで吸着力を発生させる吸引ポンプと、
前記吸引ポンプに接続された、請求項1~6の何れか1項に記載の吸着体と、を備えた、吸着装置。

【請求項8】
複数の前記吸着体と、
前記吸引ポンプに接続された吸引チューブと、を備え、
前記吸引チューブに対して複数の前記吸着体が連なって接続されている、請求項7に記載の吸着装置。

【請求項9】
前記対象物が臓器であり、
前記吸着装置は、前記吸着体が前記臓器の表面に吸着し、前記臓器の表面の一部を不動化する、臓器吸着装置である、請求項7または8に記載の吸着装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2020539493thum.jpg
出願権利状態 公開
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