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グローブポートの交換方法及びグローブポート交換治具 UPDATE

国内特許コード P210017974
整理番号 14217
掲載日 2021年11月9日
出願番号 特願2020-048011
公開番号 特開2021-148573
出願日 令和2年3月18日(2020.3.18)
公開日 令和3年9月27日(2021.9.27)
発明者
  • 堀籠 和志
  • 後藤 雄一
  • 西田 直樹
  • 山本 昌彦
出願人
  • 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
発明の名称 グローブポートの交換方法及びグローブポート交換治具 UPDATE
発明の概要 【課題】グローブボックス内の汚染物質の漏洩を防止したうえで、短時間且つ低コストでグローブポートを交換する方法を提供する。
【解決手段】グローブポートの交換方法は、グローブパネルに第1外側ボックス及び第1内側ボックスを取り付ける第1取付工程と、グローブポートを構成する複数の部品を第1外側ボックス側又は第1内側ボックス側に取り外すポート取外工程と、閉止板で取付開口を閉止する閉止工程と、第1外側ボックス及び第1内側ボックスを取り外す第1取外工程と、グローブパネルに第2外側ボックス及び第2内側ボックスを取り付ける第2取付工程と、取付開口を開放する開放工程と、第2外側ボックス及び第2内側ボックス内の部品で新たなグローブポートを構成するポート取付工程と、第2外側ボックス及び第2内側ボックスを取り外す第2取外工程とを含む。
【選択図】図6
従来技術、競合技術の概要

プルトニウム(Pu)等の核燃料物質を取扱いには、内部被ばくを防止する為の閉じ込め機能を有するグローブボックス(GB)が用いられる(例えば、特許文献1、2参照)。グローブボックス側面のグローブパネルには、グローブを接合するためのグローブポートが取り付けられている。

グローブポートのグローブボックス内側設置部分は核燃料物質との接触により汚染しているので、グローブポートを取外した際には内部の放射性物質が拡散する。そのため、グローブポートを交換する場合は、特許文献2に記載されているように、グローブポートが取り付けられているグローブパネル全体を交換するのが一般的である。

産業上の利用分野

本発明は、グローブボックスが備えるグローブポートの交換方法及びグローブポート交換治具に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
グローブボックスの外壁を構成するグローブパネルの取付開口に取り付けられたグローブポートの交換方法であって、
内部空間を外部に露出させる主開口で前記グローブポートを覆うように、前記グローブパネルの外面に第1外側ボックスを取り付け、前記グローブパネルの内面に第1内側ボックスを取り付ける第1取付工程と、
前記第1外側ボックスの側面から内部空間に向けて延びる作業用グローブを用いて、前記グローブポートを構成する複数の部品それぞれを、前記グローブパネルから前記第1外側ボックス側又は前記第1内側ボックス側に取り外すポート取外工程と、
前記第1外側ボックスに収納されている閉止板を前記グローブパネルに取り付けて、前記取付開口を閉止する閉止工程と、
前記第1外側ボックス及び前記第1内側ボックスを前記グローブパネルから取り外す第1取外工程と、
内部空間を外部に露出させる主開口で前記取付開口を覆うように、前記グローブパネルの外面に第2外側ボックスを取り付け、前記グローブパネルの内面に第2内側ボックスを取り付ける第2取付工程と、
前記閉止板を前記グローブパネルから前記第2外側ボックス側に取り外すことによって、前記取付開口を開放する開放工程と、
前記第2外側ボックスの側面から内部空間に向けて延びる作業用グローブを用いて、前記第2外側ボックス及び前記第2内側ボックスに収納されている部品を前記取付開口に取り付けることによって、新たな前記グローブポートを構成するポート取付工程と、
前記第2外側ボックス及び前記第2内側ボックスを前記グローブパネルから取り外す第2取外工程とを含むグローブポートの交換方法。

【請求項2】
請求項1に記載のグローブポートの交換方法において、
前記第1外側ボックスは、内部空間に外気を供給する給気口と、内部空間から空気を排出する外側排気口と、前記外側排気口を開閉する排気バルブとを備え、
前記第1内側ボックスは、内部空間から空気を排出する内側排気口を備え、
前記第1取付工程において、前記排気バルブを開いた状態で前記第1外側ボックスを前記グローブパネルの外面に取り付け、
前記ポート取外工程において、前記グローブパネルから前記グローブポートを取り外す前に、前記排気バルブを閉じ、
前記閉止工程において、前記グローブパネルに前記閉止板を取り付けた後に、前記排気バルブを開くことを特徴とするグローブポートの交換方法。

【請求項3】
請求項1または2に記載のグローブポートの交換方法において、
前記第2外側ボックスは、内部空間に外気を供給する給気口と、内部空間から空気を排出する外側排気口と、前記外側排気口を開閉する排気バルブとを備え、
前記第2内側ボックスは、内部空間から空気を排出する内側排気口を備え、
前記第2取付工程において、前記排気バルブを開いた状態で前記第2外側ボックスを前記グローブパネルの外面に取り付け、
前記開放工程において、前記グローブパネルから前記閉止板を取り外す前に、前記排気バルブを閉じ、
前記ポート取付工程において、新たな前記グローブポートを前記グローブパネルに取り付けた後に、前記排気バルブを開くことを特徴とするグローブポートの交換方法。

【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載のグローブポートの交換方法において、
前記第1取外工程の前に、前記第1外側ボックスの内部空間が汚染されているか否かを検査する第1検査工程と、
前記第2取外工程の前に、前記第2外側ボックスの内部空間が汚染されているか否かを検査する第2検査工程とを含むことを特徴とするグローブポートの交換方法。

【請求項5】
請求項4に記載のグローブポートの交換方法において、
前記第1外側ボックス及び前記第2外側ボックスは、外壁から外方に突出し且つ内部空間に連通した取出袋を有し、
前記第1検査工程及び前記第2検査工程それぞれにおいて、
前記作業用グローブを用いてシートで内壁を払拭し、
内壁を払拭したシートを前記取出袋に収容し、
前記シートの位置より内部空間に近い側で前記取出袋を閉塞し、
前記取出袋の閉塞位置より前記シート側を切り離すことを特徴とするグローブポートの交換方法。

【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のグローブポートの交換方法において、
前記グローブポートは、
前記取付開口の外縁を封止するリング形状のガスケットと、
前記取付開口に挿入される筒体、前記筒体の端部から径方向外側に突出し且つ周方向に連続して、前記グローブパネルの内面に当接するフランジ部、及び前記筒体の内面に固定されて前記グローブボックスの内部空間に向けて延びるグローブを有する本体部と、
前記フランジ部の周方向の一部に対面する位置で前記グローブパネルの外面に当接して、ボルトによって前記フランジ部に締結される第1押え部と、
前記フランジ部の周方向の他の一部に対面する位置で前記グローブパネルの外面に当接して、ボルトによって前記フランジ部に締結される第2押え部とで構成され、
前記第1外側ボックス及び前記第2外側ボックスは、それぞれが3つの作業用グローブを備え、
前記ポート取外工程において、第1の前記作業用グローブを用いて前記第1押え部を保持し、第2の前記作業用グローブを用いて前記第2押え部を保持し、第3の前記作業用グローブを用いて前記ボルトを取り外し、
前記ポート取付工程において、第1の前記作業用グローブを用いて前記第1押え部を保持し、第2の前記作業用グローブを用いて前記第2押え部を保持し、第3の前記作業用グローブを用いて前記ボルトを取り付けることを特徴とするグローブポートの交換方法。

【請求項7】
グローブボックスの外壁を構成するグローブパネルの取付開口に取り付けられたグローブポートを交換するためのグローブポート交換治具であって、
内部空間を外部に露出させる主開口で前記グローブポートを覆うように、前記グローブパネルの外面に取り付けられる箱型の第1外側ボックス及び第2外側ボックスと、
内部空間を外部に露出させる主開口で前記グローブポートを覆うように、前記グローブパネルの内面に取り付けられる箱型の第1内側ボックス及び第2内側ボックスとを備え、
前記第1外側ボックス及び前記第2外側ボックスは、
側面から内部空間に向けて延びる3つの作業用グローブと、
内部空間に外気を供給する給気口と、
内部空間から空気を排出する外側排気口と、
前記外側排気口を開閉する排気バルブと、
下面から外方に突出し且つ内部空間に連通した取出袋とを備え、
前記第1内側ボックス及び前記第2内側ボックスは、内部空間から空気を排出する内側排気口を備えることを特徴とするグローブポート交換治具。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2020048011thum.jpg
出願権利状態 公開
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