TOP > 国内特許検索 > 摺動部材、摺動部材の製造方法および摺動システム

摺動部材、摺動部材の製造方法および摺動システム

国内特許コード P210018001
整理番号 (FU850)
掲載日 2021年12月20日
出願番号 特願2020-568183
出願日 令和2年1月22日(2020.1.22)
国際出願番号 JP2020002077
国際公開番号 WO2020153394
国際出願日 令和2年1月22日(2020.1.22)
国際公開日 令和2年7月30日(2020.7.30)
優先権データ
  • 特願2019-010938 (2019.1.25) JP
発明者
  • 辻井 敬亘
  • 榊原 圭太
  • 清水 吉彦
  • 本田 知己
  • 三原 雄司
  • 石塚 紀生
出願人
  • 国立大学法人京都大学
  • 国立大学法人福井大学
  • 学校法人五島育英会
発明の名称 摺動部材、摺動部材の製造方法および摺動システム
発明の概要 なじみ性に優れた摺動部材、摺動部材の製造方法および摺動システムを提供する。相手部材との摺動側の表面の表面粗さRaが0.5~1000μmである金属基材1の前記摺動側の表面にポリマーモノリス2が形成された摺動部材10。
従来技術、競合技術の概要

すべり軸受などの摺動部材においては、特許文献1に記載されているように、母体となる基材の相手部材との摺動側の表面に、条痕加工などのテクスチャリングを施して用いることがある。

一方で、近年では、ポリマーモノリスに関する研究が進められている。

例えば、特許文献2には、硬化性樹脂と硬化剤とポロゲンと増粘剤とを含む硬化性組成物を基材上に塗布し、前記塗布により形成された塗布物を硬化し、前記硬化により形成された硬化塗膜内のポロゲンを除去することにより、多孔質モノリスコーティング膜を基材の表面に保持する、多孔質モノリスコーティング構造物の製造方法に関する発明が記載されている。特許文献2に関する発明によれば、表面に非多孔性のスキン層が形成されていない多孔質モノリスコーティング構造物を、研磨等の工程を経ることなく、基材上に成膜することができることが記載されている。

産業上の利用分野

本発明は、摺動部材、摺動部材の製造方法および摺動システムに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
相手部材との摺動側の表面の表面粗さRaが0.5~1000μmである基材の前記摺動側の表面にポリマーモノリスが形成された摺動部材。

【請求項2】
前記ポリマーモノリスは潤滑油を含む、請求項1に記載の摺動部材。

【請求項3】
前記ポリマーモノリスのポリマー骨格は、2官能以上のエポキシ化合物と2官能以上のアミン化合物の重合物である、請求項1または2に記載の摺動部材。

【請求項4】
前記ポリマーモノリスの空孔率が30%以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項5】
前記ポリマーモノリスの平均空孔径が0.01~100μmである、請求項1~4のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項6】
前記ポリマーモノリスは、更にシリカ粒子を含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項7】
前記基材は金属基材である、請求項1~6のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項8】
前記基材の前記摺動側の表面には凹凸が形成されて表面粗さRaが0.5~1000μmとされており、
前記基材の前記摺動側の表面の凹部の少なくとも一部に前記ポリマーモノリスを有している、請求項1~7のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項9】
前記基材の前記摺動側の表面の凹部の少なくとも一部に前記ポリマーモノリスを有し、かつ、前記基材の前記摺動側の表面の少なくとも一部が前記ポリマーモノリスから露出している、請求項8に記載の摺動部材。

【請求項10】
前記基材の前記摺動側の表面には、条痕が形成されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項11】
前記ポリマーモノリスの最大膜厚が2000μm以下である、請求項1~10のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項12】
前記摺動部材はすべり軸受である、請求項1~11のいずれか1項に記載の摺動部材。

【請求項13】
相手部材との摺動側の表面の表面粗さRaが0.5~1000μmである基材の前記摺動側の表面に、重合性化合物と架橋剤と孔形成剤とを含むポリマーモノリス形成用組成物を塗布して塗布膜を形成し、前記塗布膜を硬化し、硬化により形成された硬化膜から前記孔形成剤を除去してポリマーモノリスを形成する、摺動部材の製造方法。

【請求項14】
前記基材の前記摺動側の表面には凹凸が形成されて表面粗さRaが0.5~1000μmとされており、
前記基材の前記摺動側の表面の凹部の少なくとも一部に前記ポリマーモノリスを形成する、請求項13に記載の摺動部材の製造方法。

【請求項15】
前記基材の前記摺動側の表面の凹部の少なくとも一部に前記ポリマーモノリスを形成するとともに、前記基材の前記摺動側の表面の少なくとも一部を前記ポリマーモノリスから露出させる、請求項13に記載の摺動部材の製造方法。

【請求項16】
前記重合性化合物は2官能以上のエポキシ化合物であり、前記架橋剤は2官能以上のアミン化合物である、請求項13~15のいずれか1項に記載の摺動部材の製造方法。

【請求項17】
前記ポリマーモノリス形成用組成物は、更にシリカ粒子を含む、請求項13~16のいずれか1項に記載の摺動部材の製造方法。

【請求項18】
前記ポリマーモノリス形成用組成物は、更に沸点が100℃以下の有機溶剤を含む、請求項13~17のいずれか1項に記載の摺動部材の製造方法。

【請求項19】
すべり軸受と、
前記すべり軸受けの内周面側に設けられた回転軸と、
前記すべり軸と前記回転軸との間に介在する潤滑油と、を備えた摺動システムであって、
前記すべり軸受が、請求項1~12のいずれか1項に記載の摺動部材である、摺動システム。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2020568183thum.jpg
出願権利状態 公開
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close