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C60フラーレン分子誘導体、C60フラーレン分子誘導体の合成方法 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P03A001132
整理番号 U1999P007
掲載日 2003年11月18日
出願番号 特願平11-150264
公開番号 特開2000-344764
登録番号 特許第3148987号
出願日 平成11年5月28日(1999.5.28)
公開日 平成12年12月12日(2000.12.12)
登録日 平成13年1月19日(2001.1.19)
発明者
  • 西郷 和彦
  • 金原 数
  • 鄭 健禺
  • 野口 秀一
  • 宮内 健常
出願人
  • 国立大学法人東京大学
発明の名称 C60フラーレン分子誘導体、C60フラーレン分子誘導体の合成方法 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 【課題】 電子デバイス、光学デバイス、導電素子等に使用可能な、新規化合物を開発する。
【解決手段】 本発明により、C60フラーレン分子を電子受容体、ビスマロン酸エステルのベンゼン環に種々の電子供与基を導入した分子を電子供与体とする、新規の対面型ドナー・アクセプター化合物が提供された。
従来技術、競合技術の概要


60フラーレン分子は高い求電子性を有するため、C60フラーレン分子を電子受容体とするドナー・アクセプター化合物は、電子デバイス、光学デバイス、導電素子等の、機能性有機分子として、注目されている。C60フラーレン分子を電子受容体とするドナー・アクセプター化合物としては、これまでC60フラーレン分子と電子供与体を一点で連結した直線型化合物が知られており、それらの電子的あるいは光学的性質や機能が知られている。しかしながら、それらを材料として利用する場合、C60フラーレン分子の特異的形状のために分子間のスタックが不十分であり、集合体としての十分な性質、機能は発現しなかった。

産業上の利用分野


本発明は、C60フラーレン分子を電子受容体、ビスマロン酸エステルのベンゼン環に種々の電子供与基を導入した分子を電子供与体とする、対面型ドナー・アクセプター化合物より成る、新規の機能性有機化合物に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】

【化1】
(nは0ないし5であり、X及びYはメチレン、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換メチレン、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換メチレン、無置換又は置換アリール基一置換メチレン、無置換又は置換アリール基二置換メチレン、エーテル酸素、チオエーテル硫黄、アミノ窒素、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基置換アミノ窒素、若しくは無置換又は置換アリール基置換アミノ基であり、Zはカルボニル酸素又はチオカルボニル硫黄であり、R1 、R3 は水素、水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基であり、R2 、R4 は、水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基であり、R5 は炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、無置換又は置換アリール基若しくはシリル基である)のC60フラーレン分子誘導体。

【請求項2】

【化2】
(R1 、R2 のうち、少なくとも1つは水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基である)のC60フラーレン分子誘導体。

【請求項3】

【化3】
のC60フラーレン分子誘導体。

【請求項4】

【化4】
のC60フラーレン分子誘導体。

【請求項5】

【化5】
のC60フラーレン分子誘導体。

【請求項6】

【化6】
(R1 は水素、水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基であり、R2 は、水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基)に示すビスマロン酸エステル誘導体と、C60フラーレン分子とを、I2 と1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エンの存在下で反応させる事により
【化7】
(R1 は水素、水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基であり、R2 は、水酸基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルコキシ基、無置換又は置換アリールオキシ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキルチオ基、無置換又は置換アリールチオ基、アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基一置換アミノ基、炭素数1ないし5の直鎖又は分岐鎖のアルキル基二置換アミノ基、無置換又は置換アリール基一置換アミノ基、若しくは無置換又は置換アリール基二置換アミノ基)に示すC60フラーレン分子誘導体を得る過程より成る、C60フラーレン分子誘導体の合成方法。

【請求項7】

【化8】
(R1 、R2 のうち、少なくとも1つは電子供与基である)に示すビスマロン酸エステル誘導体と、C60フラーレン分子とを、I2 と1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エンの存在下で反応させる事により
【化9】
(R1 、R2 のうち、少なくとも1つは電子供与基である)に示すC60フラーレン分子誘導体を得る過程より成る、C60フラーレン分子誘導体の合成方法。

【請求項8】

【化10】
(R1 はメトキシ基でありR2 は水素、又はR1 はメトキシ基でありR2 はメトキシ基、又はR1 -R2 はビスメチレンジオキシ基で架橋されている)に示すビスマロン酸エステル誘導体と、C60フラーレン分子とを、I2 と1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エンの存在下で反応させる事により
【化11】
(R1 はメトキシ基でありR2 は水素、又はR1 はメトキシ基でありR2 はメトキシ基、又はR1 -R2 はビスメチレンジオキシ基で架橋されている)に示すC60フラーレン分子誘導体を得る過程より成る、C60フラーレン分子誘導体の合成方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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05215_13SUM.gif
出願権利状態 登録


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