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BIOCELL REGULATORY AGENT

Patent code P04A005946
File No. 化学・薬品-118
Posted date Feb 16, 2005
Application number P2000-081012
Publication number P2001-261572A
Patent number P3579711
Date of filing Mar 22, 2000
Date of publication of application Sep 26, 2001
Date of registration Jul 30, 2004
Inventor
  • (In Japanese)塚田 益裕
  • (In Japanese)鈴木 幸一
  • (In Japanese)楊 平
Applicant
  • (In Japanese)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
Title BIOCELL REGULATORY AGENT
Abstract PROBLEM TO BE SOLVED: To obtain a biocell regulatory agent which exhibits biocell regulatory function such as cancer cell growth inhibitory function and causes no antigen- antibody reaction in vivo.
SOLUTION: This biocell regulatory agent is obtained by including a peptide which contains the amino acid sequence, Asp-Ile-LeuArg-Gly, represented by the sequence number 1 in the sequence table and has the amidated C-terminal and the molecular weight of 570.959 or a peptide which contains the amino acid sequence, Ile-Leu-Arg-Gly, obtained by deleting the N-terminal Asp from the above amino acid sequence and has the amidated C-terminal and the molecular weight of 456.58 as an active ingredient.
Outline of related art and contending technology (In Japanese)


地球上には100万種ともいわれる程の多種類で多様な昆虫があらゆる環境で強かに、そして力強く生育している。熱帯から、温帯、針葉樹林、氷雪地、砂漠、さらには湖沼地に至るまで地球のほぼ全域の環境に昆虫は適応しながら生存している。こうした現象は、昆虫があらゆる環境の中で強かに生き、あるいは生き残るべく多様な機能特性を獲得しているからに他ならない。我々が昆虫から学ぶべきものは多い。昆虫の機能特性として挙げられるのは、生体防御機構や、成長・発育制御機構、広範な物質分解、生産機能、鋭い感覚機能、行動調節機構、脳・神経機構、媒介機能、あるいは環境適応能等である。こうした昆虫が持つ環境適応的でかつ省エネルギー的な機能を解析することにより、将来的には、最先端の創造的な新しいテクノロジー構築に役立つ貴重な情報が得られる。



昆虫の持つ機能を解析して、昆虫由来で多様な機能性を持つ生理活性物質を高度に利用する技術を開発することは極めて興味深い研究課題である。昆虫から単離し、そして構造決定した生理活性物質は、高品質のかつ新規な製品に対する農業分野での技術開発や医薬品分野での技術開発のための応用研究の対象として重要な意義を持っている。



昆虫由来で、いわゆる生体防御物質として知られている抗菌性ペプチドは150種類以上にもおよび、それらの多くが単離され、構造決定されている。本明細書では、生体細胞の細胞制御機能、例えばガン細胞の増殖抑制機能、すなわち抗腫瘍機能または抗ガン機能を持つ昆虫由来の新規生理活性物質であるタンパク質を対象とするため、以下、昆虫由来の細胞増殖抑制機能物質を中心に記述することにする。



昆虫由来の抗ガン性物質には、例えばセクロピンと呼ばれるペプチドがある。セクロピア蚕から単離され、構造決定されたものであり、その構造決定後、類似の構造を持った物質が多くの昆虫から単離され、同定されている。こうした研究解析はごく最近の研究成果によるものである。セクロピンは、リンパ腫や白血病の培養細胞に対して抗腫瘍作用があると報告されている(Moore et al., 1994)。セクロピンの遺伝子がヒトの膀胱ガン由来の培養細胞に遺伝子組換えされ、その細胞をヌードマウスに注射した結果、腫瘍細胞の成長が抑制(抗ガン性)されることが実証されている(Winder et al., 1998)。



また、モンシロチョウの蛹から単離された98kDaの高分子タンパク質は、ヒトの胃ガン細胞(TMK-1)のようなガン細胞に対して強い細胞毒性(細胞毒性とは、最終的に細胞死を誘導し、その結果抗ガン性があることを意味している)を有し、ガン細胞の増殖を抑制し、最終的にはアポトーシス(細胞死)を誘発する特異的な生理活性を示すことが報告されており、このタンパク質はピエリシン(pierisin)と命名されている(Koyama et al, Jpn. J. Cancer Res., 87, 1259-1262, 1996; Kono et al., 1997; Watanabe et al., 1998)。

Field of industrial application (In Japanese)


本発明は、ガン細胞増殖抑制剤に関するものである。本明細書では、本発明において利用する特定のタンパク質をコードする遺伝子について、必要に応じ、「遺伝子Any-RF」と略称することもある。

Scope of claims (In Japanese)
【請求項1】
 
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列、Asp-Ile-Leu-Arg-Glyを有し、C末端がアミド化されており、分子量が570.959であるペプチドを有効成分として含有することを特徴とするガン細胞増殖抑制剤

【請求項2】
 
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列、Asp-Ile-Leu-Arg-Glyを有し、C末端がアミド化されており、分子量が570.959であるペプチドを有効成分として含有し、このペプチドが生体細胞の細胞周期を制御し、ガン細胞の増殖を抑制することを特徴とするガン細胞増殖抑制剤

【請求項3】
 
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列からN末端のAspを欠いたアミノ酸配列、Ile-Leu-Arg-Glyを有し、C末端がアミド化されており、分子量が456.58であるペプチドを有効成分として含有することを特徴とするガン細胞増殖抑制剤

【請求項4】
 
配列表の配列番号1に示すアミノ酸配列からN末端のAspを欠いたアミノ酸配列、Ile-Leu-Arg-Glyを有し、C末端がアミド化されており、分子量が456.58であるペプチドを有効成分として含有し、このペプチドが生体細胞の細胞周期を制御し、ガン細胞の増殖を抑制することを特徴とするガン細胞増殖抑制剤

【請求項5】
 
前記ペプチドが天蚕の前幼虫由来のものであることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載のガン細胞増殖抑制剤
IPC(International Patent Classification)
F-term
Drawing

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JP2000081012thum.jpg
State of application right Registered


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