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樹皮油吸着材の処理方法

国内特許コード P04A006257
掲載日 2005年2月22日
出願番号 特願2003-096674
公開番号 特開2004-000933
登録番号 特許第3858071号
出願日 平成15年3月31日(2003.3.31)
公開日 平成16年1月8日(2004.1.8)
登録日 平成18年9月29日(2006.9.29)
優先権データ
  • 特願2002-097014 (2002.3.29) JP
発明者
  • 齊藤 雅樹
  • 小倉 秀
出願人
  • 大分県
発明の名称 樹皮油吸着材の処理方法
発明の概要 【課題】吸着した油の分解処理を、簡便に、かつ短期間で完了する。
【解決手段】生分解性の外包材に樹皮分としてその粉末、細片および繊維状体の1種以上を内包させた樹皮油吸着材に油を吸着させた後の処理方法であって、油を吸着させた樹皮油吸着材を、土壌微生物による樹皮の発酵分解性の環境に投入し、樹皮油吸着材に吸着した油を樹皮分よりも優先して分解処理する。
【選択図】   なし
従来技術、競合技術の概要


油による土壌や海面の汚染は生態系に多大な影響を及ぼす環境問題であり、その対策としての各種の浄化手法が提案されている。



様々な浄化手法の中でも、物理的な油回収法は、環境への二次的影響が小さいことや安全性が高いことから好ましい方法であると考えられている。



一般に、これらの方法において用いられる油吸着材やオイルフェンス(ブーム)は、ポリプロピレンなどの合成樹脂や合成繊維からなるものであるが、回収後の処理が容易であることから、樹皮、綿、藁などの天然繊維が用いられることも少なくない。



だが、天然繊維を油吸着に用いる方法は、その吸着回収の効率において満足できるものでなく、実際の場面でもその適用については本格的にはあまり具体化されていないのが実情である。



一方、回収された汚染油を、微生物で分解した環境を修復する試みが世界的に行われている。この微生物による油の処理は、従来、広く行われてきた焼却処分に比べて環境に対する負荷が小さいことから、今後望ましい方法であると考えられている。しかしながら、この方法の場合には、油の分解処理の完了までに、数年という長い時間が必要であるといった問題が残されている。



そこで、この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、油の吸着効率やその取扱い性、回収性が良好であって、しかも、吸着した油の分解処理を短期間で完了することのできる新しい方策を提供することを課題としている。

産業上の利用分野


この出願の発明は、樹皮油吸着材の処理方法である。さらに詳しくは、この出願の発明は、杉皮等の樹皮分を重油等の油の吸着に利用した樹皮油吸着材において、吸着させた油を簡便な手段で効率的に分解処理することのできる、新しい樹皮油吸着材の処理方法に関るものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
生分解性の外包材に樹皮分としてその粉末、細片および繊維状体のうちの1種以上を内包させた樹皮油吸着材に油を吸着させた後の処理方法であって、油を吸着させた樹皮油吸着材を、土壌微生物による樹皮の発酵分解性の環境に投入し、樹皮油吸着材に吸着した油を樹皮分よりも優先して分解処理することを特徴とする樹皮油吸着材の処理方法。

【請求項2】
樹皮油吸着材は、樹皮分とともに、パーライト、パーミキュライト等の鉱物もしくはその発泡体の粉末または小片が生分解性の外包材に内包されたものであることを特徴とする請求項1の処理方法。

【請求項3】
生分解性の外包材はコットン不織布であることを特徴とする請求項1または2の処理方法。

【請求項4】
樹皮の発酵分解性の環境は、樹皮分が畜糞と混合されて堆肥化される環境であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの処理方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録
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