新規なイソニトリル化合物、その製造方法、該化合物を含有する海洋付着生物幼生蛍光標識剤、及びそれを用いた海洋付着生物幼生の検出方法
シーズコード | S110006218 | ||
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掲載日 | 2011年11月14日 | ||
研究者 |
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技術名称 | 新規なイソニトリル化合物、その製造方法、該化合物を含有する海洋付着生物幼生蛍光標識剤、及びそれを用いた海洋付着生物幼生の検出方法 | ||
技術概要 | 一般式F-A-NC(Fは蛍光性官能基を表し、Aは連結鎖を表す)で表される新規なイソニトリル化合物、その製造方法、新規なイソニトリル化合物を用いた、フジツボ類などの海洋付着生物幼生の濃度(個体数)を簡易に測定するための海洋付着生物幼生用の蛍光標識剤、及び該蛍光標識剤を用いた海水中の海洋付着生物幼生の検出方法である。一般式におけるFが、単核芳香環、多核芳香環、又はヘテロ原子を含む複素芳香環であり、Aが炭素原子数2-15の、アルキル鎖、エーテル鎖、エステル鎖、アミド鎖、スルフィド鎖、ジスルフィド鎖、アミノ鎖、カルバミド鎖、及びチオカルバミド鎖の連結鎖であるイソニトリル化合物が好ましい。具体例として、5-ジメチルアミノ-ナフタレン-1-スルホン酸(11-イソシアノ-11-メチル-ドデシル)-アミド、6-(5-ジメチルアミノ-ナフタレン-1-スルホニルアミノ)-ヘキサン酸4-イソシアノ-4-メチル-シクロヘキシルエステル、11-(5-ジメチルアミノ-ナフタレン-1-スルホニルアミノ)-ウンデカン酸4-イソシアノ-4-メチル-シクロヘキシルエステル等である。 | ||
研究分野 |
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展開可能なシーズ |
蛍光標識剤として好適な、新規なイソニトリル化合物を提供する。蛍光標識剤として好適なイソニトリル化合物の製造方法を提供する。海洋付着生物幼生濃度が低い場合であっても、容易にその存在を知るに適した蛍光標識剤を提供する。高い感度で効率よく海水中の海洋付着生物幼生の濃度を特定することのできる方法を提供する。 海水中に存在する海洋付着生物の存否は勿論、幼生濃度をも容易に調べることができるので、付着生物の発生状況の予測が可能となり、適時適切な量の付着防止剤を投与することによって、効率的に海洋付着生物による損害を防止することができる。防除用の薬品コストの大幅削減が可能となる上、付着防止剤の投与による海洋汚染を最小に止めることができる。 |
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用途利用分野 | 海洋付着生物幼生蛍光標識剤、海洋付着生物幼生の検出キッド、イソニトリル化合物試薬 | ||
出願特許 | 特許 | 国際特許分類(IPC) | |
( 1 ) | 国立大学法人東京農工大学, 財団法人電力中央研究所, . 北野 克和, 坂口 勇, 野方 靖行, 松村 清隆, . 新規なイソニトリル化合物、その製造方法、該化合物を含有する海洋付着生物幼生蛍光標識剤、及びそれを用いた海洋付着生物幼生の検出方法. . 2008-04-24 |
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研究分野 |
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