植物生長調整剤及びその利用
シーズコード | S110006590 | ||
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掲載日 | 2011年11月29日 | ||
研究者 |
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技術名称 | 植物生長調整剤及びその利用 | ||
技術概要 | グルタチオンを含む植物生長調整剤を用いることにより、収穫指数を向上させることができる。グルタチオンは、酸化型グルタチオンであることがこのましい。酸化型グルタチオンが、植物の種子及び/又は花の数を増加させたり、植物の寿命を長くしたり、葉を丸く大きくしたり、あるいはわき芽や分げつの数を増加させたり、またわき芽等の増加に伴って花(鞘)の数を増加させ種子収量を増加させる作用を有する。植物生長調整剤には、グルタチオンの他、任意の成分が含まれていてよい。例えば、底床添加剤や固形剤としての担体成分としては、タルク,クレー,バーミキュライト,珪藻土,カオリン,炭酸カルシウム,水酸化カルシウム,白土,シリカゲル等の無機質や小麦粉,澱粉等の固体担体が例示される。液剤では、水、芳香族炭化水素類、アルコール類、ケトン類、エーテル類、等の液体担体が例示される。補助剤としては、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、ゼラチン,カゼイン,アラビアゴム等の増粘剤、増量剤、結合剤等が挙げられる。 | ||
研究分野 |
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展開可能なシーズ |
植物の制御因子を特定し、効率的に植物の発芽、成長、開花等を制御する技術を提供する。 植物の収穫指数を増加させることができるため、単位面積あたりの食糧やバイオマス資源の増産を可能とするのみならず、産業上、利用されうる植物及びそれらから得られる収穫物の増産に大きく貢献することができる。種子の収量が増加するため、種子そのものを販売する場合のみならず、種子が油脂や他の有効成分を含む場合には、これら油脂等の収量も増加するため、産業上の有用性は高い。 |
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用途利用分野 | 植物生長調整剤 | ||
出願特許 | 特許 | 国際特許分類(IPC) | |
( 1 ) | 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 小川 健一, 逸見 健司, . 植物生長調整剤及びその利用. . 2010-03-25 |
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研究分野 |
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